日本出版インフラセンターが行っているリアル書店の活性化に向けた取り組み「フューチャー・ブックストア・フォーラム」の一事業として、「BooCa」を使った電子書籍販売実証事業がスタートした。
昭文社は、国内旅行ガイドブック「まっぷる」シリーズで、紙の本を買うと無料で電子版が付いてくるサービスを始める。旅行ガイドブック購入者に電子版を無料提供するのは業界初という。 100万ダウンロードを突破したという旅行ガイド用無料アプリ「マップルリンク」をバージョンアップし、購入したまっぷる本誌の電子版を読める「電子書籍まるごと機能」に対応させる。事前にチェックしたスポットにふせんを付けて簡単に探し出せるや、目的地の方向を指し示す機能なども備えた。 3月12日以降刊行分から対応するほか、過去1年間に発売した国内版「まっぷる」約100点でも利用できる。 旅行のプランニング時には大きな誌面の本をじっくり読んでもらい、旅先ではスマートフォンから電子版を見るといった用途を想定。「本と電子書籍のダブル使い」を提案している。
出版大手の講談社は20日、電子書籍事業を強化するため、著作者の許諾が得られたすべての新刊を、6月から紙と電子で同時刊行する態勢を取ると発表した。 同日の決算発表で明らかにした。2011年度(10年12月~11年11月)の売上高は前年度比0・3%減の1219億円。雑誌は同5・0%減の748億円と落ち込んだが、書籍は同5・0%増の279億円と持ち直し、当期純利益は1億6400万円だった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く