印刷 関連トピックス全日本空輸記者会見する全日空の伊東信一郎社長(左)とエアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEO=21日午後、東京都千代田区、西畑志朗撮影日本に就航しているLCC 全日本空輸は21日、アジア最大手の格安航空会社(LCC)のエアアジア(本社・マレーシア)と共同出資のLCCを設立すると正式に発表した。LCCは海外勢が相次いで日本に進出しており、日本勢も加わって、空路の価格競争がさらに激しくなる。 新会社はエアアジア・ジャパン。今年8月に日本に設立する。資本金50億円を予定し、全日空が67%、エアアジアが33%出資し、全日空の連結子会社となる。 成田空港を拠点にして、来夏をめどに国内、国際線の運航を始める。就航路線は未定としているが、国内線は成田―新千歳、福岡が候補に挙がっている。国際線は成田と韓国、東南アジア方面を結ぶ路線を検討する。運賃は既存の航空会社の半分〜3