女子マラソンを観戦したシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんは、日本勢惨敗の結果に「やはり自信を持ってスタートラインに立てるかどうかが大きいと実感した」。一方、自身の五輪記録を更新して優勝したゲラナらについては、「余裕がある中で勝負を組み立てられている」と評した。 日本勢は2大会続けて入賞を逃し、地盤沈下傾向が鮮明に。高橋さんは「ここ(五輪)に来るまでに自信をつけてもらいたい。あくまで私の意見だが、スピード(強化)に重点を置いて、練習量が少なくなったと思う。(アテネ五輪金メダリストの)野口さんタイプの選手が少なくなったのかな」と残念そうに話した。(時事) 【関連記事】 〔写真特集〕ロンドン五輪 女子マラソン 【五輪名鑑】女子マラソン日本代表 〔写真特集〕発掘!海外の美女アスリート 〔写真特集〕美しきスプリンター~ニューヒロイン、木村文子~ 日本勢、無抵抗の惨敗=ゲラナが圧巻の切