「ワセダに『誰もやらないこと』を好む、訳の分からない怪しい集団があるらしい」。古くから早稲田の裏街道でささやかれ続けてきた謎のサークル、早稲田大学探検部。火山の火口に潜ったと思えば、紛争地に潜入したり、はたまた、アフリカの奥地で未知の生物を探したり…。一方で、船戸与一(1969年第一法学部卒)、高野秀行(1992年第一文学部卒)、角幡唯介(2001年政治経済学部卒)など、人気作家の出身サークルとしてその名が上がることも多いサークルだ。 ここ1、2年、その探検部が再び脚光を浴びている。一昨年、ロシア・カムチャツカの奥地で未踏峰に初登頂して「ワセダ山」と命名。その様子はテレビ番組『クレイジージャーニー』(TBS系列)でも特集された。続く昨年、彼らはさらにネパール・ヒマラヤへ。しかしこれもやはり普通ではなく、1,000kmを歩いて未踏峰に向かう計画だったという。 早稲田大学探検部とは、いったいど
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