興奮が、一気に興醒めに変わってしまった。5日の日本シリーズで絶体絶命の場面からジャイアンツが逆転、阿部のサヨナラホーマーはG党を歓喜、狂喜、乱舞させたものだが、後がいただけない。 グラウンドでのヒーローインタビュー、お立ち台に立った阿部は何とガムらしきものをクチャクチャ噛みながらコメントしていた。表舞台に、スポットライトを浴びたとき、この行為はないだろう。百歩譲って、プレーしているときは許せる。気持ちを落ち着かせるためのルーチンなり、と考えればいい。けど、ファンの前にそのまま出てくるのはいかがなものだろうか、である。 先日、サッカーJリーグのナビスコカップ、準優勝に終わった川崎Fの選手が表彰式の壇上で、もらったメダルを外す、握手を拒む、壁に寄り掛かる、しゃがむ…まさしく阿部と同じようにガムを噛みながらのメダル授与…。さすがにJリーグの鬼武チェアマンは怒り心頭で、「許せない、2位賞金(250