ブラジルで行われたサッカーの試合中に、人種差別への抗議活動が展開されたようだ。28日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部リーグ)第8節が現地時間27日に行われ、フラメンゴとクルゼイロが対戦した。1-1のドローで終了したこの試合、注目を集めたのは試合開始直後の出来事。キックオフの笛が吹かれてから36秒間、審判団と両チームの選手はピッチ上に座り込み続け、プレーを行わなかったのだ。 この異例の“座り込み”は、レアル・マドリード所属のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが受けた人種差別への抗議の意思を表明するべく行われたとのこと。この36秒間の“座り込み”のほかにも、フラメンゴはこの試合で前面に「Vini Jr.」と刺繍されたユニフォームを着用。また、本拠地『マラカナン』に詰め掛けたサポーターは、「everyone with Vi