16日は「敬老の日」です。総務省の推計によりますと、日本の65歳以上の高齢者は3588万人で過去最多を更新し、総人口に占める割合も過去最高の28.4%で、世界で最も高くなっています。 また、総人口に占める高齢者の割合も、去年より0.3ポイント増えて、過去最高の28.4%となりました。これは、国連のデータで見ると世界で最も高く、日本に次いで高いイタリアの23.0%や、ポルトガルの22.4%を5ポイント以上も上回っています。 国立社会保障・人口問題研究所の推計では、この割合は今後も上昇を続け、2025年には30%となり、2040年には35.3%になると見込まれています。 一方、働く高齢者の数は去年862万人で、働く人全体に占める割合は12.9%で、いずれも過去最高を更新しました。 また、高齢者の就業率は24.3%で、10年前に比べて5ポイント近く増え、主要国の中でも高い水準となっています。