11月10日に死去した女優森光子さん(享年92)の「幻のLP」2枚が追悼盤として初CD化されることが13日、分かった。2枚は、72年発売の「森光子のふるさとの歌をたずねて」と「歌と想い出」。ともに森さん自身の歌とナレーションで構成された異色の内容。脚本家で作家の故向田邦子さん(享年51)が構成・脚色を担当した「歌と想い出」では、森さんが自分の誕生から「放浪記」の成功までの半生を自分で語っている。いずれも28日に発売される。 2枚のLPのうち、72年12月発売の「歌と想い出」は、当時52歳の森さんの半生を向田さんの脚色で、歌とナレーションで表現した出色の構成になっている。童謡、流行歌、軍歌、英語の歌も登場する。 1曲目は「赤とんぼ」。「この歌を聞くと生まれ育った京都木屋町の黒い塀が懐かしく見えてくるんで」のナレーションで始まる。森さんの実家は同町の料亭だった。 「ゴンドラの唄」では、恋という
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