【台北=田中靖人】台湾の空軍司令部は2日までに、日中戦争当時の国民党軍を再現した軍服のうち、航空兵の帽子などに「誤用があった」として謝罪した。中央通信社が伝えた。 国防部(国防省に相当)は6月30日、陸軍将兵、海軍士官の制服に加え、航空兵の服装を再現して発表した。2日付の自由時報によると、これに対し、ネット上で、飛行帽が日中戦争当時のものでない上、防風メガネは1949年の中華人民共和国成立以降の人民解放軍のものだと指摘されたという。同司令部は「誤用」の内容について明らかにしていない。 同司令部は関係者の処分を検討するとともに、4日の軍事パレードには、正しい考証による服装を間に合わせるとしている。 国防部は5、6月の3回にわたり専門家の意見を聞いて再現したと発表していた。
「私は中国語が話せる。私は素晴らしい!」。中国の新疆ウイグル自治区にある明徳小学校の壁には、こんな標語が貼り出されている。新疆は中国の西端。明徳小学校はオアシス都市のカシュガルからほど近い疏附県にある。 教室には子どもたちが作った芸術作品が並べられており、その上部にある幕には別の標語がうたわれている。「母国は私の心の中にある」。 この学校の児童は全員、中国の少数民族の一つであるウイグル族の子どもたちだ。にもかかわらず、授業のほとんどは彼らの母語(チュルク語族に属する)とは全く異なる標準中国語で行われている。同じような学校がこの地域でますます増えている。 確かに、ウイグル族の子どもたちに中国語で教育を行えば将来の就職に役立つかもしれない。だがこれは新疆という地区全体と、中国政府の支配に苛立つ多くの住民を制圧するための手段でもあるのだ。 漢族とウイグル族の対立が続く 新疆は18世紀半ばに中国
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