This entry was posted on 2015年9月1日, 16:12 and is filed under 『21世紀東アジア社会学』(電子版), 学会誌. You can follow any responses to this entry through RSS 2.0. Both comments and pings are currently closed.
2015年09月02日00:00 カテゴリ通算記事 「支那の夜」に隠されたメッセージ 後編 プロパガンダ映画という誤解 「萬世流芳」に隠された゛借古諷今゛のメッセージは有名である。 山口淑子が出した3冊の自伝を初め多くの映画関係書に書かれている。 しかし「支那の夜」の平手打ちのシーンに隠されたメッセージについては、全くと言って良い程知られていない。 私の知る限り一度、他のブログで見た事がある位である。 『1930年代上海-李香蘭をきっかけとして』 驚くべき言葉の隠されていた「支那の夜」(「蘇州夜曲」) その理由の一つは、平手打ちで桂蘭が改心するまでに至る伏線が多い上に、回りくどい事。 ハッキリ言って、わかりにくい。 現在一般的に見る事が出来るビデオ版やCS放送版の「支那の夜」では、 「桂蘭が子供に行った平手打ち」という、制作者の意図を考える上で極めて重要なシーンが カットされている事も、理
2015年08月31日00:00 カテゴリ通算記事 「支那の夜」に隠されたメッセージ 前篇 (注意) 今回は定説と異なる意見が多いため、解説が必要になります。 ご理解して頂くためにも、私が過去に書いた記事をクリックして読んで下さる事をお願いします。 萬世流芳との相似性 先日フィルムセンターで上映された「萬世流芳」を見て、意外に「支那の夜」と似ている所が多いと思った。 まず、李香蘭の魅力を最大限に引き出した映画だという事。 萬世流芳は「売糖歌」と「戒煙歌」。 支那の夜は「蘇州夜曲」と「支那の夜」。 どちらの映画も、李香蘭の歌唱シーンは素晴らしく、 「支那の夜」は日本(台湾や朝鮮でも)、「萬世流芳」は中国でヒット。 李香蘭がそれぞれの国で、確固とした地位を得るきっかけとなる映画となった。 前半「メロドラマ」、中盤「李香蘭の歌謡映画」、後半「アクション映画」と次々に映画の雰囲気が変わる、 複合的
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