【上海=河崎真澄】中国本土と、台湾や香港の若者らが、謝罪と称して痛烈な皮肉を言い合う論争をインターネット上で繰り広げ、話題を集めている。 発端は、台湾の俳優、戴立忍さんが「独立派だ」と中国で非難され、15日に謝罪して主演予定の中国映画を降板したこと。これに不満を強めた台湾や香港のネットユーザーが、「第1回中国への謝罪コンテスト」と銘打った投稿を始めた。 ユーザーは「台湾や香港では自分たちの政治家や大陸の指導者も自由に批判できて、ごめんなさい」「中国では規制されて見られないフェイスブックが私たちは使えて、ごめんなさい」などと発言。謝罪を迫る中国に向けて皮肉を競った。 これに中国本土の若者らが中国版ツイッター「微博」上で反撃に出た。「中国の大気汚染を嘲笑してるうちに、数十万のミサイルで台湾や香港の土地が焼けて煙に包まれるけど、ごめんな」「すまんが、13億人の市場に芸能人が膝を屈してるだけだ」な
1982年南京大学卒。『経済日報』に勤務してから、1989年に東京大学新聞研究所、慶応大学経済学研究科に留学、博士課程終了、萩国際大学教授。2003年に帰国。月刊『経済』主筆。2010年から日本企業(中国)研究院を設立、執行院長。ダイヤモンドオンライン、『週刊東洋経済』『アエラ』『中国経済週刊』『中国経営報』などのメディアに数多くの記事を掲載。2015年日本語日刊紙『速読中国』を創刊して編集長を兼任。 陳言の選り抜き中国情報 世界第2位の経済大国になった中国は、依然として猛烈なスピードで変化している。一方、中国にはウェブ系も含めると、何千というメディアが存在し、情報が溢れかえっている。北京在住の経済ジャーナリスト・陳言氏が玉石混交の情報の中から、中国の対外関係、多国籍企業、技術革新、中国の経済政策など日本経済や日本企業に影響を及ぼす情報を選りすぐり解説する。そこからは日本のメディアが伝える
ザ・コラム 「日本第一」という本が北京や上海の書店で平積みになっている。富士山の向こうに赤い太陽が昇りゆく白い表紙が、目をひく。米国ハーバード大学のエズラ・ボーゲル名誉教授(86)が、1979年に著した「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の中国語訳の新版である。 戦後の日本の高度成長の背景を分析して大ヒットした本が、4カ月で4万冊近くも売れた。日本のバブルはとっくにはじけたが、中国も高成長の時代が過ぎ、長い停滞がささやかれる。日本の足跡から学びたい。そんな機運があると、上海で聞いた。 ボーゲルさんは「現代中国の父 鄧小平(トンシアオピン)」という大著を持つ中国研究の第一人者でもある。最近の日本と中国、そして米国の関係をうかがいたくて、ボストンの自宅におじゃました。7月13日、南シナ海をめぐる係争で、中国の言い分を否定する判決が出た翌日のことだ。 「Vogel」に中国語名「傅高義(フーカオイー)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く