NTTドコモの次世代通信サービス「Xi」(クロッシィ)が、12月24日から始まった。LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる3.9世代の携帯電話サービスで、従来よりも通信速度などでメリットがある。そんな注目サービスであるXiの実力を試してみたので紹介しよう。 Xi対応のデータ端末「L-02C」 4GにつながるLTEサービス Xiは、LTEと呼ばれる国際標準の通信規格を使ったサービスで、これまでの3GのW-CDMA規格を使った「FOMA」サービスと同じ位置づけのサービス名だ。 LTEはドコモが提案し、3G規格の業界団体3GPPが承認、最終的には国際電気通信連合(ITU)により国際標準化として認められている規格で、欧米を始め、今後世界で使われる通信規格になる見込みだ。国内でも、ドコモに続いて2012年にはKDDIやソフトバンクモバイルもサービスを開始するとしている。 基本的に