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スマートフォンの普及は、カーナビなど地図・ナビゲーション業界にも多大な影響を与えている。欧州最大のナビゲーションイベント「Navigation Strategies Europe 2011」では、スマートフォン時代のナビゲーションの付加価値や収益性について活発な議論が交わされた。 様々なアプリケーションが利用できることがスマートフォンの人気の1つだが、よく利用されるアプリにナビゲーションがある。カーナビ企業も進出を始めており、端末側のGPSを利用してナビゲーション代わりとして使えるレベルのものも複数あるようだ。 6月中旬にドイツ・ベルリンで開催された欧州最大のナビゲーションイベント「Navigation Strategies Europe 2011」では、地図・ナビゲーション業界全体が、スマートフォンを中心にこれからのナビゲーションサービスについて模索し始めている様子がうかがえた。 伝統的
私がこの業界に入った頃、そもそも地図は「紙」で、東京に本社があるいくつかの有力地図出版社が出版市場でしのぎを削っていた。東京の各社の中で商品力は「ミリオン」で知られる東京地図出版が一歩リードしていたものの、その差はそれほど大きく無く、営業力で数歩リードする昭文社が成長していった。 あ、またノスタルジックな話題になりそうだが、今日のテーマは昔話ではなかった...(またいずれ) ここ2年弱でいわゆる地図会社がどんどん集約されてきているということが話題。 紙地図からデジタルの時代に移り変わったのが90年代後半。最初の波で、昔話の東京の地図出版社は軒並みその流れに取り残され、住宅地図の盟主でカーナビに進出した北九州のゼンリン、 カーナビの先駆者であるパイオニアの子会社のインクリメントP、同じくカーナビに進出した住友電工システムズ、そして電子地図ソフトで台頭した名古屋のアルプスの4社がプレーヤーとな
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