2/23 に行った講演の資料です。スタートアップの初期ユーザー獲得の方法としてのセールスならびにサポートについて解説した内容になります。 マーケティングを捨てよ、とは言ってますが、もちろんマーケティングは大事です。ただ初期ユーザー獲得においてはマーケティングよりもセールスやサポートに力を入れたほうが、その活動を通してプロダクトも良くなるのでそっちのほうが良いのでは、というご提案になります。タイトルは寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」からです。Read less
シード~アーリー期の、名もないスタートアップにとって、初期のユーザー獲得は、大きなチャレンジの1つだ。アプローチは、狙う市場、競争環境等によって異なるが、個人的に1つの大事な考え方としては、Y-Combinator創業者のPaul Grahamの言葉にあると考える。 Do Things that don’t scale ―スケールしないことをやれ DropboxやAirbnbなど、名だたる欧米のスタートアップも初めは名もないスタートアップで、常に順風満帆だったわけではない。初期のユーザー獲得/拡大には頭を悩ませ、さまざまな(スケールしない)アプローチをトライし、あの手この手でユーザー数を積み上げて行った。そこで今回は、代表的なUSのスタートアップがどのように初期のユーザー獲得をしていったか、B2B、B2C問わず面白い事例を4つほど紹介したい。 現在、Tinderは世界でDAU 1,000万
マーケティングとは、プロダクトやサービスがろくなものではない場合、あるいはマージナルカスタマー(限界顧客: 購入額の低い顧客、または遠隔地で営業力の低下が避けられない地区や営業費用がかさむ地区の顧客のこと)一人当たりに対する利益が非常に大きく、それによる利益の一部をさらなる顧客獲得に使わない手はないという場合(コカコーラ、Zynga、バドワイザー、バイアグラなど)にするものだと私は考えます。 経験豊富な大物起業家が先週、彼が最近立ち上げた新しい会社を売り込むために私のオフィスにやってきました。売り込みの最後、彼は、私たちにいくつかの数字を示しました。通常、創業間もないスタートアップ企業なら、ほぼすべてのプロダクトや開発費用(開発チームの人数)を確認するようにしています。しかし彼の計画では、顧客獲得用の予算が毎月計上してありました。彼が帰った後、私たちは彼の計画について話し合い、他のパートナ
あなたがもしスタートアップや新しいビジネスを始めようとしているのであれば、製品の開発も大事だが、どのようにユーザーを増やしていくかの戦略を考える必要が出てくるだろう。 しかしながらスタートアップは大企業に比べて知名度も資金も少ないことが多いため、既存のビジネスの新規ユーザー獲得戦略を模範をすることがそもそもできなかったりしないだろうか。 アメリカの先輩スタートアップも、中には創業前から投資を受けていたものはあるものの、今ほどの知名度はなくユーザーはゼロだった時代がある。そんな彼らがどのように初期のユーザーを獲得していったのか。ユーザーの獲得手法は以下の5つである。 競合サービスの顧客にリーチする競合が抱えきれない需要を探して抑えにいくオフラインイベントで適切なユーザをスカウトする小さく始めるユーザー獲得前に、さくらを作っておくそれでは、事例と共に一つずつ詳しくご紹介していきたい。 1. 競
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