1 デバッグに利用できるビューヘルパー 変数にどんな値が入っているかを確認する作業は何かと必要になります。Railsでは以下の3つのメソッドを利用できます。 debug to_yaml inspect 1.1 debug debugヘルパーは<pre>タグを返します。このタグの中にYAML形式でオブジェクトが出力されます。これにより、あらゆるオブジェクトを人間が読めるデータに変換できます。たとえば、以下のコードがビューにあるとします。
irb> Person.create(name: "John Doe").valid? => true irb> Person.create(name: nil).valid? => false 上でわかるように、このバリデーションはPersonにname属性がない場合に無効であることを知らせます。2つ目のPersonはデータベースに保存されません。 バリデーションの詳細を説明する前に、アプリケーション全体においてバリデーションがいかに重要であるかについて説明します。 1.1 バリデーションを行なう理由 バリデーションは、正しいデータだけをデータベースに保存するために行われます。たとえば、自分のアプリケーションで、すべてのユーザーには必ず電子メールアドレスと住所が必要だとします。正しいデータだけをデータベースに保存するのであれば、モデルレベルでバリデーションを実行するのが最適です。モデルレ
このガイドではActive Recordの基礎について説明します。 このガイドの内容: ORM (オブジェクト/リレーショナルマッピング) とActive Recordについて、およびRailsでの利用方法 Active RecordとMVC (Model-View-Controller)パラダイムの親和性 Active Recordモデルを使用してリレーショナルデータベースに保存されたデータを操作する Active Recordスキーマにおける名前付けルール データベースのマイグレーション、バリデーション(検証)、コールバック 1 Active Recordについて Active Recordとは、MVCで言うところのM、つまりモデルに相当するものであり、ビジネスデータとビジネスロジックを表すシステムの階層です。Active Recordは、データベースに恒久的に保存される必要のあるビジ
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