現在のモノが売れない日本の状況を反映してか、ここ数年CRMやSFAといったキーワードがこの業界を駆け巡っている。特にCRMについては多くの主要メーカーが参入、実際に大規模なシステムの導入事例も散見されるようになり、いよいよ成熟段階に入った感がある。 そんな中最近耳にし始めた新しいキーワードに「PRM」がある。PRMとはパートナーリレーションシップマネージメント(Partner Relationship Management)の略で、代理店などのパートナー企業を使って商品を販売しているベンダー企業が、パートナー企業の情報を収集し、パフォーマンスを上げるような戦略立案やアクションに役立てるという考え方である。 なぜPRMが必要なのか。まず、ウェブの発達によって顧客紹介のプロセスが逆転したことがあげられる。ベンダー企業が充実したウェブサイトを持っていれば、その製品を購入しようとした顧客は直接ベン
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