2007年は、「日本におけるインド年」「インドにおける日本年」として、日印両国でお互いに関する様々な催しが行われる予定だ。先日は、その第一歩とも言えるインド首相の公式訪日があった。 インドと言えば、ここ1年ほどの間ずっと気になっていることがある。欧米企業のトップのインドに対する思いの熱さだ。企業トップも、そして彼らのアドバイザーである私の仲間(ボストン・コンサルティング・グループのパートナーたち)も、インドについて語らせるとものすごく「熱い」。正直なところ、こちらが少し「引いて」しまうことがあるくらいだ。 翻って日本では、インドへの興味が高まっているとはいえ、そこまで熱くなる経営者の方には、お会いしたことがない。中国については、ものすごく熱い思いを持っておられる経営者がいらっしゃるのだが。 先だって、インドで丸1週間自社のパートナー(共同経営者)会議に出席することになったので、この機会に「
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