【マニラ=豊田栄光】八月一日に開催の東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大外相会議で、欧州連合(EU)の東南アジア友好協力条約(TAC)への加入が議題となることが二十九日わかりました。 TACは一九七六年に生まれた条約で、紛争の平和的解決、武力行使・威嚇の禁止などを定めています。九八年に東南アジア域外の国にも開放、加入を促しています。ASEAN十カ国のほかに、日中韓印ロなど二十二カ国がメンバーです。 ASEAN側は「EUのTAC加入は、ASEANが追求する地域の平和と安定にEUが確固とした関与を行うことになる」と議題となることを歓迎しています。 EUは共通外交政策を追求し、拡大外相会議にはソラナ外交・安全保障上級代表が参加します。EU加盟国ではフランスが独自にTACに加入しています。 一方、バングラデシュとスリランカは八月一日にTACに署名します。
南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ前大統領が89歳の誕生日を迎えた18日、ヨハネスブルクで世界各国の元老指導者が出席した中で、お祝いの行事が行なわれた。この日、新たなシンクタンク「元老たち(The Elders)」を創設したマンデラ前大統領は、「これ以上選挙や地方区に気をつかう必要がない『元老たち』が、長期的な紛争や貧困といった世界的な懸案に取り組むだろう」と述べた。同行事には、ロック歌手のピーター・ガブリエル(左側から)、バングラデシュのノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス、メアリー・ロビンソン前アイルランド大統領、コフィー・アナン前国連事務総長、マンデラ氏、ジミー・カーター元米国大統領、ツツ大主教が出席した。
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