インドのデリー交通警察は、交通違反取り締まりの一環として市民からの通報に役立てるため、先月から「ツイッター」や「フェイスブック」のアカウントを開設し、既に数千人の登録者を集めると同時に、これまで数百件の摘発を遂げている。 7月19日付のナブバーラト紙によれば、デリー交通警察は、10月に開催される英連邦競技大会(コモンウェルス・ゲームズ)を意識し、市内の交通事情の向上に余念がない。フェイスブックのアカウントには、現在までに1万4,000人から、違反現場の写真が日付、時刻、場所の記録付きでアップロードされているという。
世界中の衛星写真を見られるとして人気を呼んでいるバーチャル地球儀ソフト「グーグル・アース」だが、その鮮明な画像から「安全保障上の脅威になる」との声も挙がってきた。そして、ここに来て「イラクの武装グループがグーグル・アースの地図をプリントアウトして所持していた」という報道も飛び出し、心配が現実のものになってきた。 グーグル・アースは、2005年6月に英語版の提供がスタート、06年9月には日本語版もサービスを開始した。日本語版では、衛星写真だけでなく、道路や建物の名前も表示されるようになっている。画面のきめ細かさは、日本国内の都市部では1ピクセル50センチ程度で、自動車を1台ずつ見分けられるほどの解像度の高さだ。 インド、タイ、韓国なども懸念 その一方で、この高性能ぶりが別の懸念も呼んでいる。例えば、インドの軍港都市として知られるムンバイの衛星写真が詳細に表示されることから、同国のカラム大統領
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