週末の研究会で京都に滞在中に、競争的大学院支援事業(グローバルCOE・大学院GP)に関する事業仕分け第3部会の議論をウェブサイト(http://d.hatena.ne.jp/riocampos/20091125/p3)からダウンロードして、聞いた。この議論を聞くまでは、この件に関して要望書を出すべきかどうか迷っていた。何しろ、全専攻の5%程度しか恩恵を受けていない事業である。「たくさんもらっているんだから、1/3縮減でも良いんじゃない」と考える人も少なくないだろう。このような「選択と集中」が好ましいとは私も考えていない。しかし、議論の内容を知って、限られた時間を割いても要望書案を用意したほうが良いと考えるに至った。問われている問題は、博士課程大学院をどうとらえ、どう整備していくか、ということなのだ。 私は、競争的大学院支援事業(グローバルCOE・大学院GP)を将来的に再編成して、科研費拠点