戦後まもない1947~49年に生まれた団塊世代が65歳に差し掛かり、労働市場の表舞台から姿を消しつつある。本来なら労働力不足に陥ってもおかしくない状況だが、若年失業率の改善はごく緩やかで、企業にも若者の採用を急ぐ機運は乏しい。若者に出番が回らないのはなぜか。長引く景気低迷だけでなく、企業の即戦力志向や若者の技能・技術の低下といった要因も見え隠れする。■8万人内定なし「数十社受けたけど内定はもら
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