効果的なメソッドを知らずに、間違った方向に努力してしまうと、結果が伴わず、苦手意識がますます強くなってしまいます。 たとえば、つっかえないようにと、話す内容を暗記することばかりに気を取られ、どこか1つでもつまずくと頭が真っ白になってしまう...。(「はじめに」より) すでにこの時点で、大きな間違いを犯している。『人前であがらない37の話し方』(佐藤達郎著、ダイヤモンド社)の著者はそう言い切っています。 コピーライターとして「話すスキルを上げることをゲームのように考え、研究してきた」という著者が、そのメソッドをまとめた書籍。すぐに簡単に使えるように、ビジネスで効果が上がるように、わかりやすく実行しやすくまとめたそうです。 きょうは、第4章「本番で成功するためにやっておくべき12のこと」から、いくつかを引き出してみたいと思います。 相手の情報を強力な武器にする プレゼンや発表は、相手の反応があ