5月25日のプシャ・Tの『DAYTONA』を皮切りに、6月1日にはカニエ・ウェスト自身の『ye』、6月8日にはカニエ・ウェストとキッド・カディによるキッズ・シー・ゴースツの『Kids See Ghosts』、6月15日にはNasの『NASIR』、6月23日にはテヤーナ・テイラーの『K.T.S.E.』がリリースされました。 5週連続のカニエ・ウェストのプロデュースによるこれらのアルバムの特徴は全作が20分台の収録時間であることであり(またテヤーナ・テイラーのアルバムが8曲であることを除き、他の4作は全て7曲)、ストリーミング時代におけるアルバムのフォーマットの1つの型となるとも言われています。 また、カニエ・ウェストの最近の発言であったり、お騒がせな部分が過剰に注目されていた様な状況もありましたが、やはりミュージシャンとしての才能は破格なのだと再確認できる様な連作だったのではないでしょうか(