米OpenAIは自社の対話型AI(人工知能)「ChatGPT」について中国での利用を認めていない。中国政府もまた国内でのChatGPTの利用を認めていない。にもかかわらず、中国当局はChatGPTを邪悪な目的のために常習的に使い続けている。過去1年の間にOpenAIは、中国の法執行機関や監視部門が国外の反体制派などのターゲットに関する情報収集や、国内の少数民族を監視する技術の考案に同社のツールを用いたことを明らかにしている。 国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が4月27日に公表したところによると、中国のスパイは、中国を取材する外国人記者の情報を盗み見る試みでもChatGPTを利用しているようだ。 2025年5月、台湾人ジャーナリストを装った者がChatGPTを使って報道を調査したうえで、あるページのリンクを、関係づくりのためにやり取りしていたターゲットに送っていた。この偽ジャーナリ

