ホーム 全記事 ニュース 複雑化するゲームのレーティング問題。1回の審査で世界で使える「IARC」はデジタルゲームのレーティングの“答え”になりえるか? 主に北米で販売されるゲームの対象年齢などを審査している団体ESRB(Entertainment Software Rating Board)は、増加が続く比較的小規模なダウンロード専用ゲームのために、2011年からアンケート方式でのレーティング審査制度を導入している。これは、ゲームの販売元が自主的に設問に回答すれば、自動的に対象年齢区分などを取得できる簡便な仕組みで、無料で提供されている。しかし今年5月、ESRBがこの審査方式を6月にも終了すると報じられ、その恩恵を受けてきたインディー開発者に衝撃が走った(GamesIndustry.biz)。 ESRBのレーティング審査料金は、そのゲームにかかった開発費によって決定され、25万ドルを境に