14日、山陽新幹線の「のぞみ」が、福岡県内で人と接触した事故で、北九州市八幡西区の線路上のおよそ200メートルの範囲で、人の体の一部や衣類などが見つかったことがわかりました。警察は身元の確認を進めるとともに、線路に入った経路などを調べています。 警察やJR西日本は、列車が走行中に人と接触したと見て博多駅と小倉駅の間を捜索した結果、北九州市八幡西区上香月付近の石坂トンネルの西側のおよそ200メートルの範囲に、人の体の一部や、靴や衣服の一部が複数、見つかったということです。 また、警察などによりますと、この付近には高架の周りに盛り土がされ線路に入りやすい場所もあるということです。警察は身元の確認を進めるとともに、15日も周辺を捜索して線路に入った経路などを調べています。 この事故で山陽新幹線は、14日夕方から博多駅と広島駅の間で運転を取りやめましたが、15日は始発から通常どおり運転しています。