捕鯨は、日本の食料確保になんら影響がなく、世界からは激しく非難されている。もちろん経済的な理由もない。それでも日本が捕鯨をするのはなぜか。 捕鯨は日本の伝統文化に基づくもので、日本の漁師は何百年にもわたってクジラを捕獲してきたし、何を食べていいか悪いかを外国人に指図されるいわれはない――というのが、日本政府の答えだ。
野生のニホンザルの餌付けで知られる大分市の高崎山自然動物園が6日、生まれたばかりの雌の赤ちゃんザルを、英国で誕生した王女にちなみ「シャーロット」と名付けたと公表した。だが、その後、園に「サルに王女の名前を付けるとは英国に失礼だ」などと抗議が殺到したため、取り消した。 園によると6日朝、母ザルにしがみつく元気な姿を職員が見つけ、今年最初の赤ちゃんと認定した。園は毎年、第1号の赤ちゃんに最近の出来事にちなんだ名前を付けており、3月27日から園内に投票箱を設置して公募していた。 公募から、テニスの錦織圭にちなんだ「ケイ」などが候補に挙がった。しかし、日本時間4日夜、英王女の名前が「シャーロット」と発表されると、一気に同名が投票された。ネット投票を含めて総数は853通で、シャーロットは合計59票で最多となった。 6日、名付けられたばかりの「シャーロット」も園で元気な姿を見せた。職員は「かわい
今年3月、米国の動物保護団体に引き取られた1匹の犬。その犬――メスのマルチーズ、リジーは生まれてから12年間、ずっと狭い檻の中で生き続けていたという。彼女はペットショップで売る犬を産むための繁殖犬として、生涯を“パピーミル”と呼ばれる繁殖場で過ごしてきたそうだ。そんな現実も犬を飼いたい人たちに知って欲しいと、先ごろ、団体が保護したリジーの映像を紹介し、注目を集めている。 米紙ニューヨーク・デイリーニュースや英紙デイリー・メールなどによると、リジーの映像を紹介したのは、コロラド州ペイトンを拠点に活動している保護団体「ナショナル・ミルドッグレスキュー」。米国ではペットショップに子犬を卸すためにたくさんの繁殖犬を抱える“パピーミル”が、数多く存在している。子どもを作るためだけに集められた犬たちは、ほぼ一生を狭い檻の中だけで過ごし、繁殖能力がなくなると保護団体へ引き取られるケースもあるが、中には安
今も昔もドイツの家庭動物の収容はティアハイム、昔はティアアジル(動物難民)と呼ばれて救済されていた。これらの施設では犬は殺されないから何年でも里親が現れるのを待つことができるのだが、それでも「飼い主の傍に居ることができず犬の幸せとはかけ離れた充分酷い状況」とドイツ人は言う。 ときどき、日本の人から「ドイツでの犬猫の殺処分数はどのくらいですか?」と聞かれることがある。多くの場合ドイツの動物保護状況を殺処分数で比較したいらしい。 「ドイツには日本のような『殺処分』はありません」と答えると、誰もが驚く。 「じゃあ、いつ頃から殺処分場はないのですか?」「ドイツにはずっと殺処分場はありませんよ」、さらに皆驚く。 なぜ、ドイツに殺処分場が存在しないのか、そのワケをお話しよう。 ドイツに最初の動物保護団体が創立されたのが1837年、シュトゥットガルトでのことだった。当時動物保護に強い思い入れを示していた
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