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2011年7月18日のブックマーク (2件)

  • 『キラー・インサイド・ミー』論理の剣は不条理の殺人に対抗し得るか? - 1953ColdSummer

    キラー・インサイド・ミー THE KILLER INSIDE ME 2011/アメリカ・スウェーデン・イギリス・カナダ R15+ 監督:マイケル・ウィンターボトム 原作:ジム・トンプソン『おれの中の殺し屋』  先ほどから、洗面所の鏡に自分の頭を何度も何度も打ち付けつつ、ロジカル・シンキングというものについて考えている。  と、いうのも、作『キラー・インサイド・ミー』の原作である、『おれの中の殺し屋』の感想で書いた通り、ええと、息をするように殺人をする人というのは創作物上に於いて確かに存在して、しかも狂人の論理からもかけ離れた、要因のよく分からない殺人行為に手を染める輩、という、他人が容喙することこれ困難な造型が『キラー・インサイド・ミー』の主人公ルー・フォードには施されており、それを語る/表すにはまず、論理的思考というものがそもそもどういう手合いのものなのかを定義せねばならんと思ったから

  • サイコでホラーな陰惨トラウマカンフー映画『ツーフィンガー鷹』 - シン・くりごはんが嫌い

    町山智浩の『トラウマ映画館』ではないが、子供の頃に観て、あまりの怖さにそれ以来観れなくなり、今日に至るという作品があると思う。特にショッキング系の作品はそうなのではないだろうか。あと子供の頃そっくりだと思っていた『シンデレラ・ボーイ』と『死亡遊戯』に出て来るリーのそっくりさんが実はよく見るとあんまり似てなかったとか――――それは少し違うか。 話が少しばかりそれたが、ぼくにとってはユン・ピョウ主演の『ツーフィンガー鷹』がそれにあたる。 と言っても強烈に覚えているのはユン・ピョウの敵にあたる人が妙なメイクをしていたことと、洗濯物だかぞうきんだかをギューっと絞ってカンフーの修行をするというところしか覚えていない。 じゃあ、何がトラウマなのかっていうと、この妙なメイクをした人が神出鬼没で、ホラー映画のそれのように暗闇から急にドンと現れ、執拗に強かったのが子供ながらにやたらと怖かったからだ。 このメ

    サイコでホラーな陰惨トラウマカンフー映画『ツーフィンガー鷹』 - シン・くりごはんが嫌い
    chateaudif
    chateaudif 2011/07/18
    ユン・ピョウ作品は『チャンピオン鷹』とか『検事ミスター・ハー』とかも後味悪いんですよね。