1/22 スクロールで次の写真へ アイルランド中部バナガーで、カトリックの神父が寄付金集めのため、ボクシングの試合に出場して話題を呼んだ。パブ裏手の会場には数百人の住民が詰め掛け、「戦う神父」に声援を送った。 リングに上がったのはピエール・ペッパー神父(37)。アイルランドでは近年、寄付金集めを目的に、事務職の男女が拳を交える「ホワイトカラー・ボクシング」が人気で、神父はイベント主催者とパブで会った際、アイルランドの守護聖人を祝う17日の祭日「聖パトリックの日」向けの試合出場を持ち掛けられたという。出場を引き受けたものの「パブでの約束事だから本気と思わなかった」という神父。本格的な経験もなく、週5回の猛練習に励んだ。さらに、グローブを着けた神父が対戦相手に「祈りなさい。裁きの時は目前に迫っている」とすごむ告知用映像もテレビで流れ、盛り上がりは最高潮に達した。 「神は万人を等しく愛してくださ