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2007年9月2日のブックマーク (4件)

  • 東京猫の散歩と昼寝 - ギャッツビーを読もう(と僕は言った)

    仕事の末期はいつも綱渡りで(期日までにちゃんと出来るか)、他になにかする余裕がなくなってしまう。そのせいで家と往復する電車の中くらいはどうしても違うことを考えたくなり、全然別のを読む。 といっても、心が忙しいと、たとえば小説などは集中して読めない。じゃあ何を読もうか。出がけに棚から急いで探してかばんに入れる。今回は野崎昭弘『不完全性定理―数学的体系のあゆみ』(ちくま学芸文庫)だった。 なんでそんなものをという感じだが、このまったく理に偏ったはずのテーマに、情や個性がどことなく浮かんできて、ふしぎと気持ちが落ち着くのだ。これに続けて出た『数学的センス』(同著者・同文庫)も同様。やはり文章には人格というものが現れるのか。カバーにある野崎さんの顔からは永井荷風の顔がどことなく浮かんできて、これまた吉。 不完全性定理そのものの説明は短い。肝どころが分かっている人じゃないと肝どころは分からないの

    東京猫の散歩と昼寝 - ギャッツビーを読もう(と僕は言った)
  • 漫棚通信の中の人は今どういう気持ちで居るんだろう

    http://www.shakaihakun.com/data/vol067/main01.html 村崎▲いやあ、唐沢さん、ここんとこスゴイね。モロ皮肉で言うけど、例の盗作疑惑騒動で、一部のネット界隈じゃ完璧に“極悪人”ロードまっしぐらじゃない(爆笑)。惚れ惚れしちゃうな??。もういっそ次回からこの連載もタイトルも「ドロボーくんがゆく!」に変えちゃおうぜ、オレも現役のゴミ泥棒だし。 唐沢●最初から釣るねえ(笑)。 経緯はウチのHP(http://www.tobunken.com/)に掲載したからそこを参照してほしいんだけど、ホントウ、じらして申し訳ないがこちらもまだ条件の最後に残ってる改訂版発行が残っているんで、まだ話せないこと多々、なのよ。まあ、全部終った段階で経緯は全部発表するつもりではいるけどね。 村崎▲ネットでの一部の炎上ぶりに反して実際はどういう状況になってるかは、オレも全部聞

    漫棚通信の中の人は今どういう気持ちで居るんだろう
  • シュヴァンクマイエルのアリス観 - スマイル・トレーニング・センター

    id:masatanzさんの紹介で知りました。チェコの奇才、ヤン・シュヴァンクマイエル夫の大規模展 - シブヤ経済新聞ラフォーレ原宿というと愛媛生れの私は、松山中央商店街の中にあるラフォーレ原宿松山を思い浮かべるのですが、ちょっとネットで調べてみると、こちらは来年の1月で閉館のようですね。『笑っていいとも』の中でタモリに言及されたこともある伝説の店なのですが、まことに残念です。 ところで、話は松山にあるラフォーレ原宿ではなく、原宿にあるラフォーレ原宿でして、そこでシュヴァンクマイエル夫の大規模展があるようです。シュヴァンクマイエルといえばアリスですが、奥さんのお仕事も含め、アリス以外の作品も見られる模様。おもしろそうですね。 しかしやはりシュヴァンクマイエルといえばなんといってもアリス。昨年も新たに挿絵をつけた翻訳が出版されて話題になりました。これは1987年の有名な映画とは別のもの

    chaturanga
    chaturanga 2007/09/02
    記念ブクマ。
  • 各国将棋と文化の関係 ──AISEPでの羽生三冠の発言より - スマイル・トレーニング・センター

    私のid:chaturanga「チャトランガ」は、古代インドのボードゲームの名称でして、これが西に渡ったものがチェス、東に伝わったものが将棋となったと言われています。東に伝わっていく過程の、中国将棋をシャンチー、朝鮮半島のものをチャンギ、タイのものをマックルックと言います。で、各国の将棋のありようは、その国の習慣・文化・思想なんかを反映しているのではないか、最近行われたAISEP*1で羽生善治三冠がそう発言されています。AISEP staff blog: 羽生善治三冠のコメント軽い口頭での話のようなので、まだまとまった発表ではないのでしょうが、それでも面白い示唆に富んでいるので紹介してみます。中国将棋のシャンチーについて・働きの強い駒、飛び道具が多くてダイナミック。・真ん中に川がある。・9掛ける9の升目から王様が出られないということは、都市国家ということに関係しているか。・「馬の足縛り」