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2008年7月16日のブックマーク (3件)

  • ディオニュソスの労働 - 池田信夫 blog

    ここ数日の記事に少し関連する話がネグリ=ハートの新刊(といっても『帝国』の草稿)に出ているので、紹介しておく。ただし書は獄中などで書かれたノートなので、記述が混乱していて繰り返しも多く、非常に読みにくい。一般の読者にはおすすめできない。 おもしろいのは、ネグリも「下部構造が法を決定する」というマルクスの図式を転倒することが重要だとしていることだ。その先駆として彼(というよりハート)が評価するのが、ロシアの法学者、パシュカーニスである。彼はロシア社会民主党の綱領を起草し、レーニン政権の外相になり、ソ連の刑法をつくったが、のちにスターリンによって粛清された。彼の主著の英訳がウェブに出ているので、興味のある法律家が読むと意外におもしろいと思う。 パシュカーニスの発想は、マルクス(というかルカーチ)の物象化論を法=権利(Recht)に適用し、来は複雑な契約にもとづいて成立する「私的に所有す

  • キーワードページでWikipediaでの説明が読めるようになりました - はてなダイアリー日記

    日、はてなダイアリーのキーワードページでWikipediaに同じ項目がある場合、Wikipediaへのリンクや概要が表示されるようになりました。また「続きを読む」をクリックするとその場で続きを読むことが可能です。 例: http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a4%cf%a4%c6%a4%ca Wikipediaの説明が表示されるのは、はてなダイアリーキーワードでWikipediaに同名の項目がある場合と、Wikipedia側で転送の設定がされている項目(例:サミット→主要国首脳会議)の場合で、キーワードがまだ作成されていない場合でも表示されます。 該当するキーワードページにはWikipediaでの項目名や説明の冒頭部分、Wikipediaへのリンクが表示され「続きを読む」をクリックすると説明の全文がその場で表示されます。文中の言葉をクリックすると、該当するキーワー

    キーワードページでWikipediaでの説明が読めるようになりました - はてなダイアリー日記
  • フェラ・クティ

    - フェラ・アニクラポ・クティ Fela Anikulapo Kuti - <アフリカン・ポップスを代表し続けた男> アフリカン・ポップスは、キング・サニー・アデやユッスー・ン・ドゥール、サリフ・ケイタ、トマス・マプフーモ、パパ・ウェンバなど、数多くのミュージシャンたちの活躍で1980年代後半には、世界的に注目を集めるようになりました。それぞれの地域ごとに独自のスタイルをもつアフリカン・ポップスは、新しいファンク・ミュージックの発進地として重要な地域になったのです。しかし、そのアフリカン・ポップスの黄金時代から、さかのぼること20年、1970年代にアフリカから世界に向けて独自のファンク・サウンドを発信し始めた男がいました。その男、フェラ・アニクラポ・クティ(アニクラポとは「死をコントロールする者」という意味だという)の存在は、他のアフリカン・ポップスのミュージシャンたちとは、まったく一線