第1部では、セミナーを企画したロフトワークの君塚 美香氏と山口 謙之氏が講演。君塚氏は、アクセス解析は戦術から入ることが多いが、研究会ではあえて戦略から入ったとし、「新手法のコンセプトダイアグラム」を用いた研究会の成果について、「小手先の技術ではなく、戦略からアクセス解析を理解して改善につなげることができると感じた。セミナー終了後にはぜひ試していただき、Webの成果を上げていただきたい」(君塚氏)と、会場へ語りかけた。 続いて、ロフトワークでマーケティングと解析を担当する山口氏は、「最近のサイトは複雑になりがちですが、コンセプトダイアグラムはサイト全体を可視化し、課題を浮き彫りにするのに有効です。自身で作ることで、知りたい指標が明確になり、何が知りたいのか見えてくる」(山口氏)と、実際にloftwork.jpを題材にコンセプトダイアグラムを作成して得た経験を伝えた。山口氏自身もアクセス解析