厚みが原子1個分~数個分しかない極めて薄い結晶格子が複数重ね合わされた「超格子」は、次世代の電子チップ、ひいては超高速動作が可能なコンピューターの実現につながるものとして期待されています。そして今回、その技術をさらに一歩進める研究成果がUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の研究チームによってもたらされました。 Super ‘superlattices’ could enable ‘superfast’ transistors http://www.newelectronics.co.uk/electronics-news/super-superlattices-could-enable-superfast-transistors/170605/ 超格子は前述のように原子レベルの厚みしかないために、事実上の平面(2D)である「2D物質」(2D Materials)とも呼ばれています。
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