OpenFOAMともCAEとも関係がないのだが、ちょっと息抜き。 新稲法子著、「会話で覚える四字熟語」(京都書房ことのは新書) 登場人物が、部活、スーパーでの買い出し、旅行、その他のシチュエーションで会話を繰り広げるのだが、その会話の中に四字熟語が入ってくるというスタイル。その四字熟語にはそれぞれ意味の説明があり、ところどころに詳しい解説のページがある。 四字熟語に限らず、言葉は文脈があってはじめて意味を持つものだから、本来、文例を示してくれないとなかなか覚えられるものではない。考えてみれば「基礎英語」でもなんでも、まずダイアログがあって、その中に重要な単語やイディオムが含まれていたものだった。かつていろいろ読んだ記憶のある漢字の熟語や四字熟語の本は、すべて語と意味、解説のみ、せいぜい短い用例がついているのみで、意味のあるショートストーリーの中で使われる、というパターンは初めてだと思う。今