部活動での行き過ぎた“指導”が相次いでいます。 8月23日、東京・杉並区の知的障害特別支援学校で高等部1年の男子生徒が熱中症で倒れ、意識不明の重体になりました。倒れたのは、部活動のペナルティとして校舎の外周を10キロほど走っていた時でした。当時の気温は、34.9度(※東京都環境局 杉並区久我山 午後4時)。顧問は「試合を控え、意欲向上を目的に走らせた」と話しているということです。 また岐阜県でも、8月16日、私立高校2年の硬式野球部の男子生徒が呼吸困難を起こし倒れました。試合の内容が悪かったことなどを理由に100メートルを120本ほど走っている時でした。この生徒だけがコーチに命じられて走ったということです。生徒は退院し、後遺症はないということです。 しかし、行過ぎた“指導”が命を奪うケースもあります。 (TBS NEWS23 17年8月30日オンエア) ============= 工藤風音
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