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ブックマーク / japanese.joins.com (2)

  • 極端的選択に追い込まれる韓国社会…社会的他殺だ(2)

    生命の価値をお金で換算するのは不可能だが、自殺が及ぼす社会経済的費用は途方もない。自殺者の未来所得減少分は年間6兆ウォン(約5987億円)以上と推算されている。自殺を試むことによる後遺症の治療などにも大きな社会的損失が伴う。自殺で近い人を失った人々の苦痛は深刻だ。彼らは高い憂感と自殺に対する考えを経験させる。一人の自殺者が平均40人程度の家族・親戚・友達に影響を及ぼすと仮定すると、韓国社会全体的に50万人以上が自殺による衝撃に露出されている。 また、芸能人の自殺は社会的に大きい波及効果を持つ。ゲーテの小説『若きウェルテルの悩み』に影響されて自殺が急増したことを指して「ウェルテル効果」と呼ぶ。韓国も有名芸能人の自殺を前後に通常の2倍程度の自殺が急増する。言論界が自殺に対する刺激的報道を自制する自浄機能を盛り込んだ「自殺報道勧告基準」があるが、これを守らない一部のメディアにより増幅されるため

    極端的選択に追い込まれる韓国社会…社会的他殺だ(2)
  • 極端的選択に追い込まれる韓国社会…社会的他殺だ(1)

    「真に重要な哲学的問題はただ一つだけだ。それはまさに自殺だ。人生を生きる価値があるかどうかを判断することこそ、哲学の根問題に答えることだ」 アルベール・カミュは『 シーシュポスの神話』の冒頭で不条理な世界に直面している人間の苦悩を語る。自殺率はこの時代の人生に生きるほどの価値があるかどうかを示す一つの尺度だろう。 韓国の自殺率は世界35先進国が加盟している経済協力開発機構(OECD)で2003年以降15年連続で世界最高水準を続けている。韓国の2016年自殺率(人口10万人当たり自殺者) 25.6人はOECD平均(12.1人)の2倍を超えた。人生の価値に対する度重なる警告にも韓国社会が自殺問題の深刻性を認識しているのだろうか。弱い個人の精神的問題に縮小して原因を直視していないのではないだろうか。共同体を崩壊させるこの問題に対して政府はまともに対応してきたのだろうか。 韓国の自殺率は経済的危

    極端的選択に追い込まれる韓国社会…社会的他殺だ(1)
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