1.はじめに ベネッセホールディングスが集計した小学生の流行語の一位に、ひろゆき氏の「それってあなたの感想ですよね」がランクインしたというニュースがあった。 現在、「データを伴わない意見はただの感想でしかない」というアホみたいな風潮があり、データ化できるものとできないものがあるというごく当たり前のことが無視されていると感じる人は少なくないのではないだろうか。 社会の全てがデータ化されているかのように言う人までいる状況でそう感じるのはおかしなことではない。 統計やデータを議論の補強材料にするならまだしも、「データや統計なしに議論をするべきではない」といった主張はナンセンスだ。 この記事ではそうした社会的風潮について述べるものとしたい(補足も読まずにコメントをする連中がいるので念のため)。 現在の社会問題を議論する上で十分な量のデータがあると感じている人がいるかもしれないが、それらは「なんとな
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