他にも、説明のために描く絵としてポピュラーなものに“地図”があります。場所を教える時は、口頭で説明するより絵に描いた方が断然分かりやすいですよね? でも、地図を描いて相手に正確な場所を説明するということは、実はとても難しいのです。特に予備知識が全く無い相手への説明は、至難の業です。地図を描く作業は療育のプログラムでもありますが、前後左右、距離感、大きさ、目印となるものの選び方、目的地までかかる時間などを客観的に表現することはとても大変なことなのです。地図を描くことに挑戦するのもいいかもしれませんね。