災害国際協力へ コメ備蓄合意 10月7日 21時46分 日本と中国、韓国、それにASEAN=東南アジア諸国連合の農業担当閣僚らが出席した会議がインドネシアで開かれ、自然災害などで食料不足が深刻化する事態に備えて、各国がコメを備蓄する新たな制度を設けることで合意しました。 日本から鹿野農林水産大臣が出席してインドネシアのジャカルタで開かれた今回の会議は、食料の安全保障が主なテーマとなりました。この中で各国は、自然災害などで食料不足が深刻化する事態に備え、各国が保有するコメを非常用に備蓄し、食料が不足する国に対しては協力して提供する新たな制度を設けることで合意しました。新たな備蓄制度は、日本が25万トン、中国が30万トンなど、各国にあらかじめ決まった量を割り当てて、合わせておよそ79万トン、日本での消費量にしておよそ1300万人の1年分に相当する量を備蓄することにしています。農林水産省によりま