ランサムウエア「WannaCry」にJavaのWebアプリケーションフレームワーク「Struts2」と、2017年前半は脆弱性にまつわる大規模なサイバー攻撃が発生し、日本でも被害が続出した。WannaCryの攻撃では電子メールや受発注のシステムが止まり、Struts2への攻撃ではクレジットカード情報が流出し、つい昨日も公表ベースで13件目の被害が判明した。攻撃者の悪意は高まる一方だ。 一方、世界に目をやれば米ロ、仏ロでは大統領選にロシアがサイバー攻撃で介入したとして政治問題に発展している。米国防総省がサイバー空間を陸・海・空・宇宙に続く「第5の戦場」と定義して久しく、米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン氏は米国家安全保障局(NSA)が開発したメールやソーシャルメディアなどの監視システムを日本に提供していたと暴露した。 国家を背景にしたサイバー脅威は高まるばかり。サイバー防衛
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