子どもの睡眠に悩む親が増えています。世の中全体が夜型になったこともあり、夜更かしや不規則な生活で十分な睡眠を取れない子どもが増えているのです。子どもの発育への影響も心配されています。子どもの睡眠障害の実態と最先端の治療について、「おはよう日本」の石井大智ディレクターが取材しました。 世界中の親たちの悩み スウェーデンの科学者が書いた絵本「おやすみ、ロジャー」。子うさぎが眠りにつくまでの様子が描かれています。読み聞かせると子どもが寝てくれると、親たちの間で評判を呼び、世界15か国で発行されています。 日本でも、去年11月に書店に並ぶと絵本としては異例の75万部が発行されました。子どもの睡眠は、世界各国の親にとっても共通の悩みとなっています。 寝られない子どもが急増 睡眠障害の治療が必要な子どもも少なくありません。そうした子どもを抱える親たちの駆け込み寺ともなっているのが、兵庫県神戸市にある