「オタク」文化を支えるコンテンツの作り手、クリエーターたちが、自ら海外への情報発信力を高めようと草の根で奮闘している。ビジネスではなく個人の活動。手弁当で海外展示会を続ける者もいる。そうした個の活動を、世界で1200万人以上の「ファン」を抱える情報サイトが支えている。一方、本格始動した政府のクールジャパン戦略は、担い手不在のまま、ぶれた戦略を実行しつつある。クリエーターの視線から、官製クールジャパンの死角を追った。(文中敬称略)
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