■ ヘミング曲げ ●用途:製品の縁をとることで、①安全性を得る ②補強になる ③見栄えをよくする などがあります。 ●特徴 前工程の鋭角曲げと、後工程のつぶし曲げによって製品となる。 大きな加圧力を必要とする。 金型タイプは、金型交換タイプと金型交換不要のダブルデッキタイプがある。 ■ ヘミング曲げ金型 ①金型交換タイプ 金型構造 特 徴 2工程タイプ
ヘミングは180度折り返す曲げ加工です。その展開計算の方法は【図1】に示す簡易的な方法が一般的によく知られています。この方法ではヘミング寸法AとBを足し算して、補正値fを引くものです。補正値の中身は、180度曲げ部の展開長さと板厚減少寸法を考慮したものです。 【図2】は、通常のL(U)曲げの考え方で計算するときの内容を示しています。L(U)曲げ展開では、(a)に示すような計算式となります。この計算で、展開してまげると、A(またはB)寸法はマイナスして現れます。その原因は、曲げ部の板厚減少(s)です。ヘミング曲げは、曲げとしては厳しい内容です。そのため、材料の板厚減少は板厚の30%程度になります。この分A(またはB)寸法が短くなってしまいます。それを補正した計算方法が、(b)に示すものです。a寸法とb寸法に前もって曲げ時の板厚減少分を補正値として加えておき、計算する方法です(この方法での、X
どうも。工作系の記事を書いているライターのマンスーンです。 最近、世間では工場見学が流行っているらしいんですが、紹介される工場って大体が食品系だったりします。工作や機械が好きな僕にとっては食品よりも、誰も気にもかけてないような機械の小さなパーツを取り上げて欲しいんです。だって、どのように作られているのか気になりませんか? というわけで今回、工場見学と無茶なお願いを兼ねて神奈川県にある海内工業株式会社にやってきました! タイトルの意味については後半で明らかになります! 創業60年の中小企業がすごい! 海内工業は精密板金加工を得意とする会社です。 板金加工は一枚の金属の板を様々な形に加工する方法なのですが、海内工業では精密板金加工と呼ばれる板金加工の中でもより精度を高めたもの、細部まで正確な寸法で作るとても技術力の高い加工をしているすごい会社なんです。 工場内はたくさんの機械が並んでいて機械好
*編集部注:本記事はフィクションです。実在の人物団体などとは一切関係ありません。 板金設計を身に付けるには、実務経験(キャリア)が必須です。 ある学校の製図の教科書は、全150ページあります。その内、板金図面はたったの1ページ、樹脂部品の図面はなんと0(ゼロ)ページ。これでは、グローバルで戦えません。図面力を付けるコツの早道は、後述する板金の設計力を付けることにリンクしています。「板金の設計力を付ける」と言っても、学校では教わらないので、実務で学ぶしかありません。 料理人、美容師、理容師、医師、看護師、運転手……。全ての学校には教科書が存在します。そして、教科書の講義が終了すると、実務があります。自動車運転免許の教習所を思い出せば、容易に理解できるでしょう。 それでは、甚さんが教える設計実務の新シリーズを始めますよ! 僕は、図面が描けない
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