ところで、先日のエントリーで紹介した黒田氏の映像にある最後の抜刀ですが。 これは、 刀を抜きつつ 右前に出るのに 左腰は引く という体捌きを華麗に行なっているのが妙(もちろん良い意味の方)ですね。 まず、相手は真向正面打ちにて斬りかかるので、その攻撃ラインから外れるように右側(相手の左側)に入身する(合気道的にはあれを入身と呼ぶかは微妙でしょうが)*1。 そして、その動きの流れで抜刀と同時に斬る、と。 これは、剣と腕は時計回りの回転運動を行うにも拘わらず、腰はむしろ逆方向へ回転させる、という事ですね。直感的に、非常にやりにくく思えませんか? その運動を適切に行うには、綺麗に前側の脚を抜き、後ろ側の足や腰の廻りを操作して動きを作る必要がある。右前に出るのだけれども、骨盤は右回転させたり、回転させなかったりするのでは無く、むしろ左回転させる。いわゆる「蹴らない」動きの実現です。身体全体で考える
これぞ、神速の武術【黒田鉄山を極める!】 http://www.hiden-shop.jp/SHOP/634564/634584/list.html 【月刊 秘伝 毎月14日発売】 月刊『秘伝』は、古の時代より伝わる「身体の叡智」を今に伝える、最古で最新の武道・武術専門誌です。柔術、剣術、居合、武器術をはじめ、合気武道、剣道、柔道、空手などの現代武道、さらには世界の古武術から護身術、療術、身体開発法にいたるまで、多彩な身体技法と身体情報を網羅します。現代科学も舌を巻く「活殺自在」の深遠に迫ります。 月刊「秘伝」オフィシャル公式サイト http://webhiden.jp/ 月刊「秘伝」フェイスブック https://www.facebook.com/Hiden.Budo.Japan/ 月刊「秘伝」ツイッター @hiden_bab https://twitter.com/hide
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く