3月29日、来週の外為市場では、新体制下で初となる日銀金融政策決定会合が最大の注目イベント。写真は黒田日銀総裁。28日撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino) [東京 29日 ロイター] 来週の外為市場では、新体制下で初となる日銀金融政策決定会合が最大の注目イベント。黒田東彦総裁のもとで打ち出される金融緩和策が「異次元の金融緩和」とみなしうるのか吟味されることになる。 日銀会合を終えると、欧州中央銀行(ECB)理事会、3月米雇用統計と米欧で重要イベントが続出するため、ドル/円は神経質な展開になるとみられている。ユーロは、キプロス情勢やイタリア政局への警戒感に加え、ECBの利下げ観測が重しになると予想されている。