産業用オープンネットワーク「EtherCAT(イーサキャット)」をご存じだろうか。工場などの産業用オートメーションにおいて、フィールドネットワークのオープン化が進む中、なぜEtherCATの存在感が増しているのか。誕生背景やメカニズム、活用シーンなどを詳しく解説し、その秘密に迫る。 「EtherCAT(イーサキャット)※」は、日本でも特に半導体製造装置メーカー、工作機械メーカー、射出成型機メーカーといった産業用製造装置各社が、早くからその存在・特長に注目してきた技術です。EtherCATの画期的なメカニズムがもたらす“飛び抜けた高速性”が脚光を浴びている理由の1つです。 本稿では、EtherCATにフォーカスし、誕生背景やそのメカニズム、活用シーンなどを詳しく紹介します。 ※EtherCATとは、ドイツのベッコフオートメーションがライセンスを供与した登録商標であり、特許取得済みの技術です。
東京大学では、学生や教職員が利用するPCや各種サービス一式を教育用計算機システム(ECCS)と呼んでおり、これを4年一度リプレースしています。2016年度はその更新時期にあたり、今回も入札の結果、クライアントマシンにはMacが選ばれました。東大では、2004年以来3期12年に渡ってMacが導入されてきましたが、、今回(ECCS2016)もこれが継承されたことで4年後の2020年3月(2019年度)までは引き続きMacが使われることになります。このあたりは、前回の取材記事で詳しく紹介しているので、文末に張ったリンクから関連記事をチェックしてください。 東大での取材で個人的にかなり気になったのが、もう変態といっていいほど特殊なMac。電源ボタンを押してもすんなりとOS Xが起動するわけではありません。Macハードウェア上で、UEFI(Unified Extensible Firmware In
ArduinoにEthernet Shieldを載せることで、Arduinoから直接各種サーバにデータを送ることができるようになります。ArduinoでA/D変換した電圧値をfluentdに送付することで、簡易ロガーとして活用することもできます。 fluentd側 Ethernet経由で受信するだけなので in_http が動くようにします。サンプルどおりで大丈夫です。 Arduino側 fluentd の in_http はPOSTで受け取るので、サイトのWebClientを参考にしてPOSTを送信するスケッチを作成します。 servername:fluentdサーバのドメイン名 or IPアドレス serverPort:fluentdサーバのポート pageName:fluentdに送信する際のタグ(スラッシュ含む) params:fluentdに送信するJSON(json=で始まる)
MCプロトコル受信 一つ前に書いたMCプロトコルの送信メッセージについてのメモに続いて、 返答のメッセージフォーマットについても書いておきたいと思います。 応答メッセージのヘッダ部分は、サブヘッダの固定値が 16進5000ではなく、16進D000になります。 要求データ長は名目が応答データ長になるだけで、考え方は同様。 サブヘッダ(2バイト): D000固定値。(4Eフレームならシリアル番号も含まれる) アクセス経路(5バイト): 要求メッセージで送ったものと同様の値が返ってきます。 応答データ長(2バイト): この項目以降のバイト数が格納されています。 終了コード(2バイト): 監視タイマが無く、この終了コードが次に付与されています。 正常時0000、エラー時はエラーコードが格納されます。 データ: バイナリコード交信だと、1ワード分ごとに上位バイトと下位バイトが逆になっているので注意。
「ソフテックだより」では、ソフトウェア開発に関する情報や開発現場における社員の取り組みなどを定期的にお知らせしています。 さまざまなテーマを取り上げていますので、他のソフテックだよりも、ぜひご覧下さい。 ソフテックだより(発行日順)のページへ ソフテックだより 技術レポート(技術分野別)のページへ ソフテックだより 現場の声(シーン別)のページへ PLCを扱っていると、どうしてもPC(パーソナルコンピュータ)との連携が必要になる場合があります。それは機器の状態監視や、データ設定などさまざまです。 ではPC-PLC間の通信はどのように実現しているでしょうか?高速で信頼性の高い通信を実現するために、各PLCメーカーで提供している通信方式に対応した専用の通信ボードを使う事がほとんどです。 専用の通信ボードを使っての通信は「信頼性」があり、なおかつ「安定している」というメリットがあります。当社でも
EtherCATはBeckhoffが開発したオープンなリアルタイムイーサネットです。EtherCATはリアルタイム性能と柔軟なトポロジーの新しい技術標準を提供します。 EtherCATを選択する理由
FL-net 注1)(OPCN-2 注2))は、日本の自動車産業を中心とするFA(ファクトリーオートメーション)の分野で生まれた、プログラマブルコントローラ、数値制御装置、ロボット、パソコンなどを相互接続するオープンなネットワークの規格であり、具体的には、日本工業規格(JIS B 3521)と(社)日本電機工業会規格(JEM 1480、JEM-TR 213、JEM-TR 214)として制定されています。 FL-netの特徴と主な仕様 FL-netは、安価な汎用パーツを利用できるEthernetの物理層を利用し、UDP/IP 注3)通信の基盤上にFL-netの通信プロトコルが構築されています。つまりUDPパケットのブロードキャスト(放送)の形でFL-net通信パケットが送信されます。 FL-netのネットワーク上には、最大254台の機器(ノード)を接続できます。そして、その中にはマスタとなっ
Ethernet Shieldは文字通り、arduinoでイーサネットを扱えるようにするシールド。センサの値を読み取ってtwitterにアップするなど、arduinoのシールドの中では群を抜いて応用の広がるシールドだと思うが、このシールドでできることについてパターン化してみようと思う。 なお、送受信のうち「送信」のパターンについて列挙する。arduinoによる「受信」については、受信したパケットを解析させるのが面倒なので割愛する。(この考えも、arduinoの開発環境で正規表現を使えたりすると変わってくるかもしれないが) http(get) パソコンからIEやFirefoxで「http://www.google.com/search?q=arduino」といったURLにアクセスすることで検索する文字列を伝えることがあるが、このようにURLの中で値を渡す方法がHTTPのGETメソッドによる通
概要 Ethernet Shieldを利用したTCP/IP通信の実験です。標準で付属のEthernetライブラリを利用します。スケッチはArduinoソフトウェアについてくるDhcpAddressPrinter、WebClient、WebServerをベースに少し修正しています。 Arduino Uno と Arduino Due の両方で動作することを確認しました。Arduino Dueの場合も、ICSPピンが正しく刺さるように(デジタルピンやアナログピンの番号が同じとなるように)Ethernet Shieldを取り付ければ動作するようです。 目的 Ethernetライブラリの使い方と動作を少しずつ見ていきます。最終的にはTCPの簡単なクライアントプログラムとサーバプログラムを作成します。 共通編 IPアドレスを設定する。 DHCPサーバからIPアドレスを取得する。 IPアドレスを指定す
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く