ついにモデルベース開発を適用した「CVT∞」を完成させた京子たち三立精機の制御設計チーム。成果報告のための会議で説明担当になった京子だったが、そこでこれまでとは異なる種類の課題にぶつかることになった(前回の記事へ)。 教育カリキュラムの準備ちう 幾つもの会議を経て、全社におけるモデルベース開発の教育カリキュラムと、その実施計画が作成されていった。まずはツールの使い方のセミナーを実施する方向で、初回の内容策定が大詰めを迎えている。 基盤強化チームで討議する中で、モデルベース開発手法について、開発プロセスに沿って実施/体験してもらうことが最優先課題であると、チームメンバーの誰もが感じていた。そして会議室では、その最優先課題について、具体的にどの様な教育カリキュラムとして進化させるかの議論が白熱しているところだった。 昨日の会議で出た、最終的にはモデルベース開発手法を開発プロセスに沿って実施して