温度センサや加速度センサなどの出力値はアナログ値であろうとデジタル値であろうとブレブレであることがほとんどです。 そのままでは使えないので必要な信号成分を取り出さないといけません。 アナログ出力のセンサの場合はフィルタ回路を組んでやってもいいですが、柔軟な対応ができなかったりします。 そこでソフトでフィルタを作ってやるとスマートにノイズの除去が可能になります。 センサ入力などにフィルタを使う場合、ノイズ除去がほとんどですのでそれによく用いられるローパスフィルタ(LPF)を紹介します。 前説 2Hzの正弦波に適当な雑音(白色雑音ではありません)を加えた信号を入力します。 それをArduinoとProcessingで作った簡易的なオシロスコープで入力と出力がどうなるかを見てみます。 Arduinoだとディジタルフィルタ出力の離散的な信号が連続信号に見えて非常に便利です。 最初にアナログローパス