オムロンは2011年7月11日、あらゆる制御機器を1つにつなぎ、1つのソフトウェアで全体を統合的に制御するコンセプト“One Machine Control”の下、ベースアーキテクチャを一新した次世代コントローラ製品「マシンオートメーションコントローラ Sysmac NJシリーズ」(オープン価格)、およびソフトウェア製品「マシンオートメーションソフトウェア Sysmac Studio」(1ライセンス:29万8500円~)を発表。同年7月29日より販売を開始する。 従来のFA用コントローラ製品は、主にASICが採用され、そこにメーカー各社が独自開発した機能・性能が作り込まれてきたため、顧客要求への対応や仕様変更に時間がかかるなどの制限があった。また、コントローラのプログラミングも“ラダー言語”をベースに各社独自仕様で発展した言語が用いられてきたため、エンジニアは複数の言語仕様を把握・習得する