周囲の人と会話をする機会が「2週間に1回以下」という人の割合が、65歳以上の独居男性では約17%にのぼる――。そんな調査結果を国立社会保障・人口問題研究所が24日に公表した。「2週間に1回以下」は全世代では約2%、65歳以上の独居でも女性の場合には約4%にとどまる。一人暮らしの高齢男性が孤立しやすい傾向が浮かび上がった。 公表されたのは、昨年7月に行われた「生活と支え合いに関する調査」。福島県を除く全国の1万1千世帯と、20歳以上の約2万1千人が回答した。 家族など周りの人とあいさつや世間話(電話も含む)をする頻度については、全体の約91%が「毎日」と答えた。「2〜3日に1回」は約5%、「4〜7日に1回」は約2%、「2週間に1回以下」は約2%だった。毎日会話する人の割合は男性の方がやや低めで、60歳以上になると下がる傾向もみられた。 続きを読む関連リンク(be report)独居高齢者